リフォーム工事のトラブルを最小限にするために,
代金の支払い方法は,出来高払いにしましょう。
①注文者の立場から見た場合,
その工程までの工事内容に納得できないのであれば,
納得できる工事をしてもらうまで,代金の支払いを止めましょう。
②リフォーム工事業者の立場から見た場合,
その工程までの工事を完了させたにもかかわらず,
注文者が不当なクレームを付けてくるようであれば,
代金の支払いがあるまでは,工事を中止しましょう。
③リフォーム工事の代金を全額前払いにすると,
注文者が不利になります。
④リフォーム工事の完成後に代金を全額支払うことにすると,
リフォーム工事業者が不利になります。
⑤民法633条によると,請負契約の報酬(代金)の支払時期は,
リフォーム工事の完成後に報酬(代金)の全額を支払う=後払い制になっていますが,
特約により,修正することができます。
⑥請負契約の締結時において,
代金の支払時期,代金の金額は,書面で明確にしておきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーー
当事務所のHP http://ishihara-shihou-gyosei.com/